舞鶴

皆さん、こんにちは。

先日、舞鶴に行ってきました。

僕の最近の事をご存知の方なら、色々と察されてるかと思いますが……

ひゅうがの艦橋の一部が見える

はい、海上自衛隊の舞鶴基地でございます。

海上自衛隊の基地は、横須賀にはよく行っているのですが、実はより大阪に近い舞鶴には行った事はありませんでした。加えてお盆で滋賀に来ていた事もあり、せっかくならということで行ってきました。

まずは舞鶴赤レンガパークに行ってみます。

舞鶴赤れんがパーク

赤れんがパークの建物は、そのほとんどが、旧海軍舞鶴鎮守府の軍需品等の保管倉庫として、明治35年(1902)から明治36年(1903)に建てられたものです。
これらの倉庫のうち8棟が平成20年(2008)に国の重要文化財に指定され、平成24年(2012)に「舞鶴赤れんがパーク」としてオープンしました。
現在、舞鶴赤れんがパークは、舞鶴の歴史・文化・観光情報が集まるゲートウエイとして、また、市民が集い、出会いと創造を楽しむ交流拠点としての役割を担いながら、魅力あるイベントや舞鶴ならではのSHOPで賑わっています。

舞鶴赤れんがパーク

ちなみにさっきのひゅうがの画像は、赤れんがパークの駐車場から撮影したものでした。

現在は利用されていない(と思われる)赤レンガ倉庫

最近はこのような取り組みが多いみたいで、先日行った横須賀にもあの有名な赤レンガ倉庫がありますよね。

本当はもう少しゆっくり見たいのですが、次のアクティビティがあるので、後でゆっくり見る事にします。

そしてその次のアクティビティが、「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」です。

海軍ゆかりの港めぐり遊覧船

土日祝とお盆の期間中に運行。11時と12時、13時の1日3便で大人1人1000円で乗船できる。チケットは当日10時30分より乗り場にて販売。12時と13時の便は海上自衛隊OBの方の船内ガイドあり。詳しくはホームページをご覧ください。

まいづる観光ネット 海軍ゆかりの港めぐり遊覧船

↑は厳密には引用はしていないのですが、情報をまとめたということで、引用の形式にしています。

ちょうど行った日は10時の臨時便がありました。ただ残念ながら海上自衛隊OBの方によるガイドは無かったので悩んだのですが、この後もたくさん予定があるので10時便に乗ることにします。

船内では録音のガイドの音声が流されていて、また護衛艦等も間近で見ることができ、なかなか面白かったです。艦船との距離的には横須賀軍港めぐりよりも近かったかも……?

掃海艇のとじま(MSC-682)を真横から
手前が掃海艇すがしま(MSC-681) と 奥が先程ののとじま(MSC-682) 姉妹です
護衛艦などを造る会社の工場
新造船のパーツ?
船を修理するためのドック
護衛艦せんだい(DE-232) 
護衛艦あさぎり(DD-151)
ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが(DDH-181)
補給艦ましゅう(AOE-425)

これだけ揃っているのを見れたのは、なかなかラッキーだったんじゃないかと思うほど(横須賀軍港めぐり脳)たくさん停泊していました。

さて、その次に行ったのは、赤れんが博物館。

赤れんが博物館

舞鶴市には、明治34年(1901)に旧海軍舞鶴鎮守府(ちんじゅふ)が開かれたころ、海軍が建設した多くのれんが建造物が残り、100年をこえる時の流れのなかで、赤れんが建造物の美しさは深まりつづけています。

舞鶴らしさの一つとなっている、れんが建造物のもつ魅力とその歴史を多くの方々に理解していただくことを目的として赤れんが博物館を開設いたしました。

赤れんが博物館

ここでは世界のレンガを見ることができます。残念ながら写真はありませんが、世界四大文明のレンガや日本各地のレンガの建物に用いられたレンガなどが沢山展示されており、またレンガを作るための窯が再現されており中に入ることもできます。

世界各地のレンガの組み方を積み木のような要領で組むゲームもありましたが、僕でも結構頭を使い、楽しかったです。

さてさて、そろそろお昼の時間です。

せっかく基地に来たのだからカレーをと思い、事前に調べている時にこんなものを見つけていました。

まいづる海自カレー

平成23年から始まった「金曜日はカレーの日」プロジェクトの取組みの一環として、カレーによる地域の活性化を目的に、海上自衛隊舞鶴地方総監部の協力により、海上自衛隊の艦艇・施設・部隊のオリジナルカレーのレシピを使い、市内飲食店で販売しています。

まいづる海自カレー 公式HP

各艦船や基地などで作られる13種類のカレーを舞鶴のお店で食べれるんです!

やっぱりここは「ひゅうが」(さっきの写真の中にありますよ!)のカレーに!と思いきや……

お店に行ったものの、残念ながらその日のお昼はお休みらしく、第2希望の「ましゅう」のカレーを食べに行くことに。

補給艦ましゅうで作られるカレー と同じレシピで作られたカレー(ご飯大盛り)

お店は凡愚さん。ピクルスつき、ご飯大盛り無料で1080円です。

じゃがいもとにんじんが少し硬かったのですが、味は美味しくボリューミーでした。

お腹も満たされ、少し眠くなってきます。

でも昼寝している時間はありません。次へ向かいます。

次は舞鶴引揚記念です。

舞鶴引揚記念館

舞鶴引揚記念館は、昭和63年(1988年)4月に舞鶴市民や引き揚げて来られた方々をはじめ、全国の皆様のご支援・ご協力によって開館し、再び繰り返してはならない“引き揚げ”の史実を未来に伝え「平和の尊さ、平和への祈り」のメッセージを発信しております。

舞鶴引揚記念館

昔、終戦後にシベリアに抑留された方々や旧満州などから日本(舞鶴)に帰って来られた方々の物がたくさん展示されています。

その時現地や引揚中の船内でどのような事があったのか、その展示物が教えてくれます。また語り部さんもいらっしゃり、展示品について当時のお話を聞かせてくださいます。

今となってはもう遠い昔の、自分には関係のないように感じている方もおられると思いますが、行ってみるときっと感覚が変わると思います。

ただ戦車が好き、護衛艦が好き、戦闘機が好き、というだけではなく、戦争によって何がもたらされたか、是非知っておくべきだと思います。当時それらが好きではない方も。

そして舞鶴引揚記念館から車で5分ほど移動した所に、引揚桟橋という桟橋があります。

引揚桟橋(復元)

実際に引き揚げて来られ方々が利用された桟橋は残念ながら今はもう残っていないのですが、現在は復元された桟橋があり、どなたでも行くことができます。

さて、次が最後になってしまいます。最後は五老ヶ岳公園です。

五老ヶ岳公園

五老ヶ岳公園は、海抜300mの五老ヶ岳山頂に広がる自然公園です。
舞鶴湾、舞鶴市街地が一望できる舞鶴屈指のロケーション、尾根沿いには緑濃い海風吹く散策路があり、4つのゾーンで豊かな自然をじっくりとお楽しみ頂けます。

五老ヶ岳公園 – 「近畿百景」第一位選出の絶景
五老ヶ岳公園 右側は五老スカイタワー

近畿一とも言われている(らしい)その景色をこの目で見に行きます。

スカイタワーの建物に入って、受付で200円を払ってチケットを受け取り、後ろのエレベータに乗り込みます。上に上がると……

舞鶴基地が一望できる

すいません、写真はこれだけです。もっと写真を撮っておけば良かったですね……。

でも舞鶴湾はもちろん、市街地まで360度パノラマで本当に良い景色を見ることができるので、舞鶴に来たら最後に一回は訪れておきたいスポットです。今回は早めに来たのですが、夜景も綺麗らしいですよ。

ちなみに営業時間は季節によって違うみたいなので要注意です。

ということで、これで今回の舞鶴旅行は以上となります。本当に良い所だったので、ぜひ皆さんも一度は行ってみてくださいね!

それでは。長い文書をお読み頂きありがとうございました。

P.S. 自分用のお土産にこんなものを買いました。

海上自衛隊所属艦艇 長尺手ぬぐい

コメントする